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ありえない!! 家庭菜園が禁止

アメリカでは、今モンサント社という会社が、ロビー活動(陳情)の結果、とんでもない法律が可決されてしまいました。

アメリカで食品安全近代化法が可決された。

相当ヤバイ法律です。

米国の歴史で最も危険な法案=上院510法案、食品安全近代化法

naturalnews


・市民が自分で野菜を栽培することを禁止

・生鮮野菜直売所も禁止

・種苗を持つことも重大犯罪

・政府が認めた種苗(モンサントのF1)だけで公認機関だけから買え


なんだか、昔見たSF映画の悪い近未来の中の出来事のようです。

これ、TPPに加盟したら、日本にもきっと上陸しますよ。

TPPといのは国の法律よりTPPの条約の方が上回るのです。
日本もモンサント社の利益につながるように、日本政府を訴えて、こういうふうに法律を変えることを強要されます。NOっていったら訴えられて、TPP裁判所へもってかれて、賠償金を日本政府が払わされて、泣き寝入りです。

ラチェット規定という(TPPの決まり)ので一度法律をそのTPPの基準に従って代えてしまうともう元には戻せないのです。

あまりにも、ひどい話じゃないでしょうか?



食品安全近代化法案は、あまりにひどい法案だということで、昨年猛烈な反対運動が起こり、ジョン・テスターという議員のつくったテスター修正案というのが(付け加わって?)可決され、今年1月に発効しました。このテスター修正案では、年間の売上50万ドル以下の小規模農家と個人宅での菜園はこの法律の適用を受けないことになっています。現在でも、アメリカで家庭菜園をして罰せられることはありません。種苗会社は最終的には家庭菜園まで禁止したいと思っているでしょうが、とりあえず今のところはそうなっていません
by ekiseicherries | 2011-11-25 09:54 | TPP


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