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久しぶりにTPPの記事を見た

野田佳彦首相が、ロシア・ウラジオストクで9月9日に閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加表明を見送ったことに推進派の財界には失望感が広がった。「カ...
週刊実話ぐらいしか、報道しないTPP。
去年の11月から、にほんを騒がしたTPP、年内加入は無いと言われていたが、そうなったようだ。

日本なしで進めればいいじゃないと思うが、日本なしでは、アメリカのメリットがないので、進めないのである。

他の加入国は国内の需要がわずかで、輸入頼りの国。
日本は、輸出に頼っていそうな印象があるが、じつは国内の需要のほうが大きいのだ。

総GDPの1.5%程度に当たる輸出行の意味不明な推進理由で、残り98.5%の国内産業を犠牲にするという主張事態が狂っているとしか思えません。

そして、円高によって国内輸出行の多くは海外で生産しているので、10年間で2.7兆円のメリットしかない。
1年にするとたった2700億円で、(GDP比0.05%)そのために24市場を開放するのには失うものが多すぎるのです。

推進派は食料自給率の低下、エネルギー、安全保障などTPPに加入した大きくかかわる問題なのにまったく考慮してないのです。

メディアの印象操作が、甚だしい。国民は、推進派メディアにだまされているだけです。

今日本は、超デフレ(モノ余りで不景気な現象)であり、そこに外資融和のTPP加入、そして、増税なんて正気ではない政策です。

みんなTPPなんて忘れてる頃なので、また、おりおり書いていきたいの思います。

食料自給率が今40%なのですが、TPPに加入すると14%まで下がします。(農水省試算)

前にも述べましたが、お米の関税がなしになると、一部のブランド米は残るといわれていますが、水田というのは、水路がつながっているので、周りの田んぼがなしになって、そこだけ独立して残るというわけにはいかないのです。

農水省も認めていますが、ほぼそうなると田んぼは全滅となるのです。

つまりご飯が外国からの輸入米頼りになるのです。

食料危機の際にちゃんと輸入されるか保証はないですよ。

ごくわずかな大企業の利益のためや、アメリカへの追従のために大きな犠牲を払うことになります。

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by ekiseicherries | 2012-10-04 09:42 | TPP


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